まるまるのテキトーな庭

園芸のお仕事をしているおばちゃんです。季節の植物の育て方なんかを紹介します。

クリスマスとお正月の寄せ植えにもってこい!ガーデンシクラメン

こんにちは、12月に入りましたね。1年なんかあっという間です。早いですねー。

今日は冬のイベント、クリスマスとお正月の寄せ植えにピッタリのガーデンシクラメンを紹介したいと思います。

 

ガーデンシクラメン

原産地   → 地中海沿岸、小アジア

球根植物

 

ガーデンシクラメンは、実はそこまで低温に強いわけではないんです。

普通のシクラメンより耐寒性があり、外でも植えられるよっていうのが、ガーデンシクラメンと呼ばれています。同じくらいのサイズで、ミニシクラメンという名前で出回っているのがありますが、それはガーデンシクラメンより耐寒性はないんです。

 

私の住んでいる地域は真冬は氷点下になり、ガーデンシクラメンをそのまま外に出しておくと、1月には哀れな姿になってしまいます。(株がダメになるわけではないんですが、鑑賞価値はなくなってしまいます。)

ですから、寒い地方に住んでる方は、寒い日や夜に防寒対策として、何かかけてあげるとか、玄関に取り込むとかしてあげるといいですよ。

 

さて、ガーデンシクラメンの真っ赤と真っ白は、クリスマスとお正月にはピッタリです。

 

花色選べるガーデンシクラメン 3号ポット苗

 

ゴールドクレストと合わせてクリスマス用に、葉牡丹や縁起物と合わせてお正月用にどうでしょうか?

二つも寄せ植えを作るのは大変〜という方は、入れ替え作戦はどうでしょうか?^_^

ゴールドクレストや、いかにもクリスマス的なものはポットのまま植えておくんです。

クリスマスが終わったらそれを抜いてお正月用のものと入れ替えるんです。

抜いちゃったゴールドクレストは、結局どうにかしないといけませんが(笑)

ガーデンシクラメンのお手入れ

植え付けの時に、球根の頭は土から出して植えておきます。

花がらは茎ごと取ります。茎の下の方をつまんで、ねじりながら引っ張ると根元から取れますよ。時々失敗します(笑)

途中から切れてしまった茎はなるべく残さない方が良いです。

時々、球根の頭の部分にかぶさった、枯れ葉やしおれた茎を取って、掃除してあげましょう。

そのままになってると、ジュクジュクして球根自体がダメになる事があります。

わかりにくいんですが、種になりそうなものも取りましょう。

初心者の方はこれはツボミ?それとも種?と迷うかもしれません。

花びらが落ちてしまったものは、種になる部分がま〜るくなってきます。その先っちょに針みたいなのがちょこんと出てます。そしてその茎はクルンとなってくるんです。

 

ツボミがどんどん上がってくるので、肥料は2〜3週間おきに水やりついでに液体肥料をあげましょう。

 

年末年始、ガーデンシクラメンで玄関先を華やかに演出してみたらどうでしょう^_^

寒い冬の庭をカラフルに楽しく、プリムラジュリアン

こんにちは、今日は冬をカラフルに彩ってくれるジュリアンを紹介したいと思います。

プリムラジュリアン

原産地 ヨーロッパ、コーカサス

涼しい気候ですね。

サクラソウ

耐寒性多年草

プリムラの仲間はいろいろ

もうひとつプリムラポリアンサという、ジュリアンより株も花も一回り大きめのがありますが、ポリアンサと原種のサクラソウをかけあわせたのがジュリアンとの事です。

プリムラと名前のつく花は、ジュリアン、ポリアンサの他に、オブコニカ、メラコイデスなどあります。全部サクラソウ科の植物です。

一年草っぽいですが、実は多年草なんです。

夏の暑さを乗り越えられたらですが…

株の根元を見ると、横に小さな赤ちゃん株ができてる事もありますよ。

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植え方のコツ

ジュリアンは株自体はほとんど大きくならないので、ジュリアンどおしならスペースが空かないように植えると、見栄えがよいです。

小さな浅いカゴなんかにジュリアンだけで寄せ植えを作ったらそれもまたすごくメルヘンチックで可愛いですよ^_^

私にはメルヘンチックなんか似合わないですが(笑)寄せ植えを作るのは楽しいんです。

ばら咲ジュリアンという、花がばらみたいに幾重にもなったのもあります。これは可愛らしさに加えて、美しさもありますよ〜。

 

 

育て方のコツ

花びらが傷んだものは根元から切りましょう。根元の方にツボミがいっぱいついてるので一緒に切ってしまわないように気をつけて下さい。その時についでに黄色くなった葉っぱも根元から切りましょう。

ジュリアンはわりと地面にペタッとしているので、蒸れやすいので気をつけて下さい。冬場は水を毎日あげなくても大丈夫です。乾いてたらあげましょう。

肥料は液体肥料を2〜3週間に一回あげましょう。

 

ジュリアンには、真っ赤赤、真っピンクのパンジービオラにはない色があります^_^

なんだか、美味しそうな寄せ植えが出来そうですね。食べられませんが…笑  

(いやしい私の考える事です)

 

冬の主力選手 パンジー・ビオラ

こんにちは、まるまるです。

さっそく今時期の植物を紹介したいと思います。

今日は冬の花の定番、パンジービオラです。

パンジービオラ

原生地 ヨーロッパ

原産地 ヨーロッパ、西アジア

涼しい〜寒い気候ですね。

日本では5月くらいまでいけるでしょうか。北海道ならも少し長くいけるかもですね。ただ最近は温暖化が進んでいるので、こればっかりはなんとも言えないですが…

 

パンジービオラは冬の寒い間はこじんまりして、たいして株は大きくなりませんが、春になる頃からぐんと大きくなっていきます。

植え付けの時に、緩効性肥料を混ぜておくとよいです。土は新しい物を使った方がベターです。

しばらくして花がじゃんじゃんつくようになったら、液体肥料を2〜3週間に一回あげるとよいでしょう。

 

時間のある時に花がらや種を摘みましょう。ついでに傷んだ葉や茎があったらそれも切っておきましょう。病気の予防になります。

 

パンジービオラはいろんな色、いろんな模様、今ではフリルのあるものや、微妙な色合いのものもあり、色の組み合わせや他の植物との組み合わせで、様々な表情が出せますよ^_^

元気な、清楚な、メルヘンチックな、ゴージャスな、シックな、アンティークな、などなど

なんだかお絵かき感覚です。

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写真は一部ですが、お店によって取引先が違ったり、取引先によっても取り扱っている苗が違うので、いろんなお店をまわってみるといろんなパンジービオラがあって楽しいですよ。きっと自分のイメージにあったパンジービオラが見つかると思います^_^

 

ムーランルージュのシリーズが出た時は今までにない新しい豪華なパンジーに驚きました。

 

個性の強いパンジービオラは花壇よりも寄せ植えをお勧めします。自分のイメージを膨らませて一つの作品を作る感覚です。また、それに合ったプランターを使えば、バッチリですねー👌。

 

 

 

植物を育てる時に押さえておきたいこと

こんにちは^_^まるまるです。

この前まで暑かったのに、寒くなってきましたね〜。市場はもうパンジービオラ、ジュリアンなど冬〜春の花に切り替わってます。

 

今日は植物を育てる時に押さえておきたいポイントを紹介します。

 

ポイント①

まず、育てたい植物の原生地、原産地を把握しましょう。

 

その植物の原種がもともとどういった環境で自生していたのか。どこの地方で園芸種が作られたのか。

それがわかればその植物に適した環境がどんな感じか想像できませんか?

例えば、今出回っている冬の花苗の原産地はヨーロッパ方面が多いと思います。涼しげな気候ののところですね。

 

ポイント②

なるべく種をつけさせないようにしましょう。

ハサミや指で花がらや種を切ればよいです。

植物は花が終わったら種を充実させるためにエネルギーを消費します。子孫を残す仕組みですね。充実した種ができた=子孫を残せたという事になるわけです。そうすると、その植物は早く役目を終えてしまいます。

私はいつも、花がらや種を摘む時には

『まだまだ君には現役で頑張ってもらよ〜』 

という気持ちでやっています^_^

 

ポイント③

肥料の種類と違いを知りましょう。

お店の肥料コーナーにはいろんな肥料が並んでいますね。それぞれ商品にこだわりどころがあったりします。

とりあえず薄めて使う液体肥料と、8-8-8と書かれた白い粒々の肥料(緩効性肥料といいます)があったらなんとかなります。

液体肥料 → 即効性がありますが効果期間は短いです。花が次々と咲く期間に2〜3週間おきに水やりついでに与えます。

 

緩効性肥料→ゆっくり長く効く肥料です。だいたい2ヶ月くらいもちます(もっと長く効くものもあります)。植え付けの時に土に混ぜといて、それから2ヶ月くらい経ったら土にパラパラまけばよいです。

ちなみにもっと長く効く肥料で、下のマグァンプKは植え付け時に土に混ぜておけば、植物の成長に応じて効いてくれる優れ物です。

 

 

コツは肥料は与え過ぎない事です。規定の量は商品の裏に書いてありますが、私はそれより若干少なめに与えています。ていうか、適当に少なめに与えています

もし肥料成分が多すぎてしまうと肥料焼けなどいろんな事が起こる可能性があります。

人間でも、食べすぎ飲み過ぎに気をつけましょう。バランスの良い食事を取りましょう。腹八分目とかってよくいうじゃないですか。そんな感じです。(笑)

ちなみに私はバランスの良い食事はとれていませんが、元気に生きております。…すいません、関係ないです…(笑)

 

ポイント④

水やりは土の乾き具合をみて土にあげましょう。

よくイラストやマンガとかで見かける花の頭からジャーッっていうのがありますが、あれは間違いですねー(笑)

花に水をあげるって言いますけど、水を吸うのは根っこですよね。なので基本、水は土にあげましょう。

まぁでも、私は雑だし、仕事上急いでいるので、ちょっとは花や葉にかかります(#^.^#)

…ちょっとでもないかな‥ヘヘッ

まぁそんなに神経質にならなくても大丈夫って事です。

でも、例えば、真夏の太陽のギラギラした時に花や葉に水をかけてしまうと、水滴がレンズがわりになって、花や葉が焼けてしまうんです。昔、理科で虫メガネで太陽の光を集める実験やりませんでした?あれと同じです。

水やりに関しては、ほんとに奥が深いので、また今度、水やりでやってはいけない事を書こうかと思います。

とりあえず、土の乾き具合をみて、乾いていたら水をあげましょう。土が乾いてて葉っぱに張りがなく、ふにゃってなってたら、その植物は「早く水をくれーっ!」って言ってます。

そんな葉っぱを見ると、あぁ、張りがなくなった私の肌と一緒だわぁ…と思うんですねぇ(笑)

 

今日は一番重要なポイントだと思う事を紹介しました。

 

次回からは季節の植物ごとに、育て方を紹介していきたいと思います^_^

 

 

 

 

気楽に植物を育ててみませんか?適当ガーデニング!

こんにちは^_^   、まるまるです。新しいブログ始めます。

 

園芸の仕事をやってまして、これから季節の花の育て方やその他植物に関わる事を書いていきたいと思っています。

 

パソコンの調子が悪いので、設定しなおしてパソコンに移行してからやろうと思っていたのですが…とうとう起動しなくなりました。

 

ぶっ壊れたのかもしれない…(ToT)

私がぶっ壊したのかもしれない…(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

 

機械音痴のおばちゃんはお手上げです🤷‍♀️。

修理には時間もお金もかかるだろうと、とりあえず、まだスマホからやります。

 

さて、私は普段からたくさんの花苗や野菜苗、植木などのお世話をしていますが、正直、すべての植物、一つ一つに手をかけてあげる時間はないんです。

 

お花を育ててみたいんだけど、野菜を育ててみたいんだけど、家事や仕事が忙しくてなかなかできないって方も多いんじゃないかと思います。

そこで私が仕事で得た手の抜き方(笑)、押さえておきたいポイントなんかを紹介していけたらなと思っております^_^

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植物も生物ですから、病気にもなりますし、個体差もありますし、環境にも左右されますし、マニュアル通りにやるのはなかなか大変です。

 

てか、マニュアル通りにはいかないものです。

 

植物に関わる方だったらわかるんじゃないかと思います。園芸は1+1=2とは限らないんです。0にも3にもなるんですよね。(例えがややこしくてすみません)

 

私がだいたいテキトーな人間なもので、適当ガーデニングです。

 

是非、気楽に園芸をやってみませんか?やってるとだんだん感がわかってきますよ^_^